アラベス女子チームに所属する千葉望愛選手へのインタビュー

アラベス公式Youtubeチャンネルが、女子リーグのアラベスに所属する千葉望愛（ちばみのり）選手へのインタビュー動画を投稿した。

🎙️ Entrevista a Minori, jugadora del Deportivo Alavés Gloriosas

インタビューの中で千葉選手は、サッカーを始めたきっかけや、スペインでプレーするようになった経緯など、これまでのサッカー人生についてスペイン語で語っている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓以下、インタビュー内容を一部要約

小さい頃からバスケットボールやハンドボールのような、ボールを使うスポーツが好きでした。サッカーは友達がしていて、誘われて始めました。日本では浦和レッズレディースに所属していて、チームはチャンピオンになりましたが、自分にとっては長い時間プレーすることができず、厳しい時期でした。サッカーをやめようかとも思っていましたが、外国でプレーしてみたいという夢があり、偶然スペインで記者として働く友達に相談したら、挑戦する機会をくれました。それからすべてが変わりました。スペインのサッカーは、同じサッカーですが、文化、言語、特徴が違います。すべてに驚きました。

脛骨と腓骨の骨折をして治るまで1年間以上かかりましたが、サッカーをプレーしたいと思っていました。そのためにはスペイン語をしゃべれるようになって、文化を理解する必要がありました。チームメイトから「みのり、コーヒーを飲みに行こう」といわれ、何を言っているのかわからなかったけれどついていったこともありました。

今シーズンはコロナの影響でプレシーズンが長かったですが、そのおかげでよい準備ができました。今シーズンは昇格して、来シーズンは1部で戦いたいです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このインタビューを見るまでスペイン女子サッカーについてあまり知識を持っていなかったが、年々プレーする選手が増えているようである。男子でもラ・リーガに挑戦する日本人選手はこれまでもたくさんいたが、いまいち・・・という結果に終わってすぐに別の国のチームへ移籍してしまう選手も数多くいる。その理由の一つが、プレー以前の問題として、チームメイトやスタッフ、監督からの信頼をどのように得るか、その方法をどのように考えたかということだと思っている。

そして個人的には、信頼を得るためには、やはりその国の文化や言葉を理解することが重要だと考えている。

インタビュー動画を見ると、千葉選手は、スペイン文化を吸収しようとこれまで努力してきたことが伝わってくる。このような選手が今後も活躍していくのだろうなと感じた。

言葉や文化がわからなくても飛び込んで挑戦したという話をきいて、チャレンジする姿は素直にかっこいいなと感じた。自分も千葉選手のように、いつかスペイン語を使ってキラキラ輝く人間になりたい！そして千葉選手のように海外で挑戦する選手の手助けができたらな！とまた思えてきた。またスペイン語を勉強するモチベーションがあがってきた！！女子サッカーの情報もこれからチェックしていこう。

今シーズン、海外で戦う女子サッカー選手、そして千葉選手の活躍に期待。