ぼくのラ・リーガ・ライフ

面白いと思った、ラ・リーガに関する小ネタを、忘れないようにまとめていきます。

1/30(土)ラ・リーガ 気になる小ネタ(「レアル・ソシエダのイサク、ベティス戦でゴールを決めてスペアリブをもらう」など)

オラ!

もう今年も1か月終了ですね。「光陰矢の如し」はスペイン語で「El tiempo vuela」というそうです。El tiempoが「時間」、vuelaが「飛ぶ」なので、英語の「Time flies」の単語をそのまま置き換えただけなんですね。

 

それでは、1/30(土)のラ・リーガ各クラブの気になったニュース、小ネタをまとめていきます。

 

レアル・ソシエダのイサク、ベティス戦でゴールを決めてスペアリブをもらう

 

レアル・ソシエダは22日、ラ・リーガ20節でベティスと対戦し、2-2と引き分けました。


Highlights Real Sociedad vs Real Betis (2-2)

 

この試合で、レアル・ソシエダの1点目を決めたのは、アレクサンデル・イサクでしたが、そのゴールのおかげで、イサクは牛のスペアリブ(骨付きばら肉)をゲットしたようです。

 

イサクがもらった肉は、スペインの牛肉会社「Iruki」が提供したものです。

Irukiはクラブとコラボして、ホームスタジアムであるレアレ・アレナの試合で、「レアル・ソシエダの1点目を決めた選手をSNS上で予想して当てたサポーター1名に抽選でスペアリブをプレゼント」というキャンペーンを毎試合行っており、選手を的中させたサポーターと、実際に1点目を決めた選手にスペアリブがプレゼントされています。

 

 

日本からツイートして、1点目の選手を当てて当選したら、肉を日本まで届けてくれるんでしょうか・・・?今度参加してみようかな。

 

 

カディスがクラブのイムノ(応援歌)のサックスバージョンの動画を公開

 

カディスにはクラブの公式イムノ(応援歌)と、非公式のイムノがあります。

 

公式イムノ「Himno del Cádiz」。古き良きイムノという感じです。


Himno del Cádiz/Himno del Cádiz CF/Cadiz's anthem

 

それに対して非公式のイムノ「Me han dicho que el amarillo」


El Himno del Cadiz C.F. con dibujos ⚽️ "Me han dicho que el amarillo..." (Con letra)

 

2つめの「Me han dicho que el amarillo」のほうは、実はもともとは「チリゴタ」(スペインで、カーニバルの時に扮装して歌う10人くらいのバンド)の、「ラ・ファミリア・ペッペローニ」が1998年に発表した曲で、これをカディスのファンたちがカディスのホームスタジアムのラモン・デ・カランサで歌うようになり、いつの間にかイムノとなったものです。

 

↓「ラ・ファミリア・ペッペローニ」が歌う「Me han dicho que el amarillo」力強くて聞くと元気が出ます。


Pasodoble - Me han dicho que el amarillo - La familia Pepperoni (1998) de Manolo Santander

 

そして29日、カディスは、ツイッターで、この「Me han dicho que el amarillo」をラモン・デ・カランサのピッチ上でサックスで演奏する男性の動画を投稿しました。

 

 

一気に色気がある曲になりました。

 

「eldesmarque」によると、サックスを演奏しているのはサックス奏者のフランシスコ・ハビエル・バジェさんだそうです。スタンドに誰もいない状態のサックスバージョンは味があるいい感じになりました。

(フランシスコさんの乳首が透けてるのがどうしても気になる・・・)

eldesmarque.com

 

ただ、やっぱりサポーターたちが大合唱するバージョンが一番です!雰囲気いいですね~。

「ラタタタタタ」のところが好きです。


Me han dicho que el amarillo 20 años después

 

 

バレンシアの芸術家がエルチェ戦を前に、クラブのマスコットと町をテーマにした人形を発表

 

バレンシアは今シーズン、バレンシアの行政機関と協力し、「Sempre Falles(バレンシア語で、「いつも火祭り」という意味)」というキャンペーンを行ってきました。

 

バレンシアには、「火祭り」と呼ばれる有名な祭りがあります。スペインの3大祭りの一つでもあるこの祭りは、毎年3月にバレンシアの町中にたくさんの大きな人形が設置され、祭りの最終日の夜にすべて火で燃やされるというものです。ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

 


La Crema Plaza de la Merced Fallas 2017

 

「マルカ」によると、バレンシアの観光業や、人形を作る産業等、地元の産業が新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けている中で、バレンシアバレンシアの行政機関が彼らをサポートしたいと考えたそうです。そこで今シーズン、バレンシアのホームの試合で、火祭りやバレンシアの文化、人形の産業をアピールすることで町を宣伝し、地元を支援しようとスタートしたキャンペーンが、「Sempre Falles」だそうです。

具体的には、バレンシアの火祭り人形を製作する芸術家が、バレンシアのホームの各試合でその試合オリジナルの人形を2体作り、1体はアウェーの相手チームにプレゼント、もう1体はメスタージャで展示するという企画になっています。

www.marca.com

 

今シーズンメスタージャで行われた試合ではこの人形を相手にプレゼントするキャンペーンが行われてきており、30日のエルチェ戦用の人形も製作されました。

 

www.valenciacf.com

 

クラブの公式HPによると、今回の人形はバレンシアアリカンテの芸術家、セルヒオ・ゴメスさんがが製作したもので、クラブのマスコット、ラット・ペナットくんがクラブのエンブレムから出てきている様子を表しているそうです。

また、バレンシアのタイル(有名です)をベースにしたデザインとなっており、ラット・ペナットくんには芸術科学都市(バレンシアにある科学教育と芸術のための複合施設が集まった地域)、ミゲレテ(バレンシアにある塔)、アルブフェラ湖(バレンシアにある湖)、バレンシアオレンジなど、バレンシアに関係あるものがたくさん描かれているそうです。

ちなみに、エルチェ関連のものとして、こちらもユネスコ無形文化遺産のMisterio de Elche(エルチェの神秘劇)の様子も描かれているそうです。

 

↓ちなみに以前、ラット・ペナットくんは、ラ・リーガ各クラブのクラブマスコットまとめの記事で紹介していました。

 

juninhokun.hateblo.jp

 

 

↓ほかの試合で製作された人形①オサスナ戦用に制作された人形

 

↓②ヘタフェ戦用に製作された人形

 

↓③カディス戦用に製作された人形

 

さすが芸術の国スペイン。どれもかわいくて、もらって部屋に飾っておきたいですね。

 

以上、1/30(土)の気になったニュース、小ネタでした。ではまた、アディオス!