20-21ラ・リーガ・サンタンデール クラブマスコットまとめ②
前回の記事で、昨シーズン(19-20シーズン)のラ・リーガ・サンタンデール1位から5位のレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリー、セビージャ、ビジャレアルのマスコットの情報について調べてまとめました。
今回の記事では、昨シーズン6位から10位のチームのマスコットについてまとめていきます。
→Txurdin(チュルディン)
🤩🤩🤩🤩🤩#AurreraReala #110urteurrena pic.twitter.com/1IaihmwBqg
— Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) 2019年9月7日
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— Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) 2021年1月17日
レアル・ソシエダのチームの愛称がバスク語で「白・青」という意味の「Txuri-Urdin」であることから、それを略してTxurdin。クラブのエンブレムのボールと王冠そのまんまのキャラクターですね。エンブレムの青と白の旗は背中でマントとして着用しています。
↓子どもたちにも人気のようです。結構動けますね。
Navidad Txuri Urdin en Ficoba 28/12/2019
⑦グラナダ
→Pulevín(プレビン)
¡Pulevin posando con nuestros cracks del Granada B en la #FanZoneGCF en el Centro Comercial Neptuno! pic.twitter.com/mtYyjZWQPU
— Granada CF ❤️⚪️ (@GranadaCdeF) 2016年2月6日
オオヤマネコのキャラクターです。珍しく動物をモチーフにしたキャラクターが出てきました。目が大きくてかわいいです。
グラナダに本部があるスペインの乳製品メーカー「Puleva(プレバ)」のマスコットにMaxというキャラがいて、彼がラ・リーガのグラナダに関わるときはPulevínという名前になるようです。
↓Maxとして活動するプレビンが出演するPulevaのCM
Ayuda a tus hijos a superar sus grandes retos
⑧ヘタフェ
→なし
現時点でヘタフェはマスコットがいないようです。先日久保建英がヘタフェへ移籍しましたが、フランス語で「幸運をもたらすもの」という意味でMascotteになるといいですね!
ちなみに、2012年にヘタフェ市長が、クラブの幸運を祈って、青色でクラブエンブレムがついた熊の作品をクラブにプレゼントしたことがあります。
ヘタフェ在住のスペインの芸術家、dEmoことエラディオ・デ・モラさんの作品の熊が、ヘタフェ仕様になったものです。
→Rat Penat(ラット・ペナット)
クラブのエンブレムにも描かれているコウモリがマスコットです。「ラット・ペナット」は、バレンシア語でコウモリの意味です。Valencia CF Batとも呼ばれているようです。
VALENCIA - BATS 🦇
— La Liga Lowdown 🧡🇪🇸⚽️ (@LaLigaLowdown) 2020年10月31日
Valencia’s club crest includes a bat, just like the city of Valencia, and their mascot is a bat.
It’s due to the legend of King Jaume I, which claims that he caught a bat with his hands the night before the conquest of the city.#LLL
🧡🇪🇸⚽️ pic.twitter.com/fxYId5q6md
2019年には、バルサとの試合前にスパイとしてバルサのスタジアムを偵察したこともあったようです。
⑩オサスナ
→Rojillo(ロヒージョ)、Rojilla(ロヒージャ)
Hoy el @CAOsasuna además de a "Rojillo" tb tiene a "Rojilla", porq #Osasuna somos tod@s !! #igerspamplona pic.twitter.com/x8fO6JwdwJ
— IgersPamplona (@igerspamplona) 2016年9月22日
男の子がロヒージョ、女の子がロヒージャです。チームカラーの赤(rojo)であることから、チームの愛称がロヒージョであるため、そこから名づけられました。
一見普通のマスコットに見えますが、実はロヒージョには壮絶な過去があります・・・。
実はロヒージョは、2002年に1度クビになっています。当時の会長であったパチ・イスコが決定したものでした。その決定で波紋を呼んだのが、ロヒージョの「処分」の方法でした。
なんと、ホームスタジアムのエル・サダールのゴミ捨て場にドカッと着ぐるみが捨てられていたのです・・・
🦖⚽ Veo el revuelo montado con 'Gunnersaurus', la mascota despedida del Arsenal, y recuerdo cuando 'Rojillo' apareció tirado en un contenedor durante el mandato de Izco.
— Asier Cotelo Aldabe (@AsierCotelo) 2020年10月6日
¿Qué hubiera pasado si eso ocurre en un mundo de RRSS como es el actual? Ahora sería impensable. pic.twitter.com/MVhHpCJMzL
捨て方が雑すぎる・・・
ロヒージョがゴミ捨て場に捨てられていたことを知ったオサスナファンたちは怒り、悲しみましたが、彼を愛していたファンたちがペーニャ(サポーターズクラブ)Tribuna Rojillaを立ち上げるなど、彼の存在はファンの心に残り続けました。
その後14年間オサスナのマスコットは存在していませんでしたが、2016年、当時会長であったルイス・サバレサがロヒージョを復活させることを決めます。
すると、「Quiero volver, itzuli nahi dut(僕は復活したい、復活するぞ)」と書かれた紙をもつロヒージョのものと思われる手が町中のゴミ捨てコンテナから出現します。
La mascota ROJILLO podría renacer de la basura contra el ALAVÉS.#animopues https://t.co/mpToB6HXM6 pic.twitter.com/GY8YoOvw5m
— Kirol Exprés (@KirolExpres) 2016年3月12日
そして2016年3月13日、エル・サダールで行われるアラベス戦の試合前、ピッチ中央に謎のゴミ捨て場が出現・・・。当時のチームのキャプテン、ミゲル・フラーニョが近づくと・・・
Y rojillo salió del contenedor... #osasuna @Osasunismo pic.twitter.com/L6YmWAUBKC
— Arnaitz Fernández (@Armeteo) 2016年3月13日
Y #Rojillo salió del contenedor. #Osasuna. pic.twitter.com/dDl362v5Qg
— Arturo Rojillo (@ArturoRojillo) 2016年3月13日
ゴミの中から出てきたのはロヒージョ!!!
こうしてロヒージョは14年ぶりに復活しました。ゴミ捨て場に捨てられたロヒージョがゴミ捨て場から復活するなんて、涙が止まりません。
ちなみにこのロヒージョ、2002年にゴミ捨て場に捨てられるまでは結構いろいろやらかしていたようです。ゴールが決まった時にピうれしくてピッチ内に入っちゃって、マスコットなのに退場になったこともあったようです。
↓ロヒージョがゴミ捨て場から復活するまでの軌跡の動画です。面白すぎます。
El Día Después (14/03/2016): La Resurrección de Rojillo
そして今では彼女のロヒージャもできて幸せそうです。
↓スタジアムで愛し合う姿が収められた動画
Rojillo y Rojilla, una historia de amor en El Sadar
そして現在のロヒージョ、ロヒージャの姿がこちら。
Rojillo y Rojilla pasan por 'el taller' antes de recibir al Sporting
二人とも手術(?)を受け別人のような顔になりました。
オサスナにまさかこんな強烈な過去を持つキャラクターがいたなんて知りませんでしたね・・・。
以上、今回は、6位~10位までのチームのマスコットをまとめました。
残りのチームのマスコットたちの中から、ロヒージョ以上に強烈な過去を持つキャラクターは現れるのでしょうか?また投稿します!