ぼくのラ・リーガ・ライフ

面白いと思った、ラ・リーガに関する小ネタを、忘れないようにまとめていきます。

日本のサッカースクールの子ども7人 ウエスカに3か月間滞在し、クラブの育成理論を学ぶ

岡崎慎司選手が所属するウエスカは、サッカースクールを運営する日本の企業、ワカタケグループと連携し、7人の日本人の子どもたちが3か月間ウエスカに滞在し、クラブの育成年代の方法論を学ぶプロジェクトを開催する、とクラブのツイッターとHPで発表しました。

 

www.sdhuesca.es

 

ワカタケグループは、サッカースクールの運営等を行う日本の企業ですが、なんと、2020年12月に、日本で初めてラ・リーガオフィシャルパートナーとなっています。ラ・リーガと、指導者育成や育成年代の面でコラボレーションをしていく契約をしています。

sports.yahoo.co.jp

 

今回の発表の前の、2020年11月には、20人の子どもたちがウエスカを訪れる遠征を行っていました。このときは1週間滞在していたようです。

↓その時の様子の動画です。岡崎選手も参加していますね。


Japón aprende en la SD Huesca

 

そして今回、前回参加したメンバーの中から6名と、新しく参加する1名の合計7名、9歳から15歳の子どもたちが、ウエスカに3か月間滞在するプロジェクトが発表されました。

 

子どもたちの滞在中は、サッカーの活動の他にも、学校の活動や、食事に関するプログラム、観光等の活動が行われ、子どもたちは様々な経験を積むことになるそうです。

 

日本の育成年代のサッカー指導者がヨーロッパの指導法を学んで日本に持ち帰る、ということはこれまでも様々な場面で行われてきましたが、小学生~中学生年代の子どもたちが、3か月間もの長期間、しっかりとしたプログラムの中で現地のサッカーを学ぶということはなかなかこれまで行われてこなかったのではないでしょうか。

 スペインのトップリーグのクラブの育成がどのように行われているか、コーチだけでなく選手である子どもたちも直接体験して、日本に良いものを持ち帰ってきてほしいですね。

どうやって操作しているのか?レバンテもスタジアムに導入した「スパイダーカム」

レバンテのホームスタジアム、シウタート・デ・バレンシアで7日に行われたラ・リーガ第22節レバンテ対グラナダの一戦。

レバンテはモラレスが2ゴールと活躍しましたが、グラナダケネディソルダード(後半ロスタイム!)がゴールを決め、2-2の引き分けに終わりました。

 


Resumen de Levante UD vs Granada CF (2-2)

 

この試合でお披露目されたのが、スタジアム上空に設置されたスパイダーカム。

 

 

ビッグクラブの試合ではよく見ますが、レバンテも導入しました。

 

 

 

いい雰囲気の映像が撮れますね!

 

普段なかなか見れない、スパイダーカムを操作する人の動画も公開されました。

 

2人で操作しているのか!ということでスパイダーカムの使い方について気になって少し調べてみたら、使い方をとても詳しく説明してくれる、ヘタフェのコリセウム・アルフォンソ・ペレスのスパイダーカムの動画を見つけました。

 


Así funciona la cámara que revolucionó LaLiga

 

動画によると、

・2019年9月時点でラ・リーガサンタンデールの11のスタジアムに搭載

・試合前日に操作確認をする

・試合中の最高時速は秒速7m(=時速25.2km)

・重さは35kg

・操作は3人一組。操縦士(カメラの位置をコントロールする人。カラフルなボタンがついているキーボードを操作)、カメラマン(プレーをカメラで追う人。黒いレバーをゆっくり操作)、アシスタントの3人。

・継続して使用可能な時間は3時間。試合前のアップが始まる数分前にバッテリーを交換する

 

とのことでした。

 

プレーしている選手の目線に近い映像等、面白い映像が取れるスパイダーカム。レバンテホームの試合中継の時は注目ですね。

 

 

最後に、スパイダーカムと関係ないですが、この試合の後半ロスタイムに同点ゴールを決めたグラナダソルダードの言葉が素晴らしかったので、紹介します。

 

 

「つらい日がある一方で、自分がしてきたことやそれを信じることが報われる日もある」

 

信じること、大切ですね。自分を信じていたソルダードがチームを救った試合でした。

 

ではまた。アディオス!

本当はいいヤツ?最近絶好調なラウル・ガルシア

4日に行われた国王杯準々決勝ベティスアスレティック・ビルバオの一戦。

 

試合は後半39分にベティスがファンミのゴールで先制し、そのまま逃げ切るかと思われましたが、後半49分にアスレティック・ビルバオのラウル・ガルシアが起死回生の同点ゴールをヘディングで決め、延長戦に持ち込みます。

 

その後延長戦でも決着がつかず、PK戦の結果アスレティック・ビルバオが準決勝進出を決めました。

 


HIGHLIGHTS I Real Betis 1-1 Athletic Club* I 1/4 final Copa I LABURPENA I RESUMEN

 

この試合でビルバオを救ったラウル・ガルシアですが、最近ピッチ内で絶好調です。 

 

マルセリーノ監督が1月にビルバオの監督に就任してからの8試合で、6ゴール1アシストとハイペースでゴールに絡んでいます。

ちなみに2021年のゴール数は、

レバンドフスキ→7

クリスティアーノ・ロナウド、メッシ→6

ホーランド→5

だそうで、2021年はロナウドとメッシ並みにゴールを決めていることがわかります。

 

 

さらにピッチ外の振る舞いについても最近スペイン国内で評価されています。

 

基本的には、試合中は激しく、相手にとって嫌なプレーをすることで知られ、演技で相手にカードを出させようとする選手だとも言われることのあるルイス・ガルシア

 

セルヒオ・ラモスとよくやりあうことで知られています。


El Día Después (04/12/2017): Ramos y Raúl García, la historia de siempre


SERGIO RAMOS VS RAUL GARCIA (Un clásico)

 

しかし、最近の試合後の行動には称賛が集まっています。

国王杯準々決勝ベティス戦の試合後は、ビルバオの他の選手たちが集まって喜び合う中、ラウル・ガルシアだけは真っ先に敗れたベティスの選手たちのもとへ行き、健闘をたたえていました。

 

また、1月28日に行われた国王杯4回戦、CDアルコヤーノ戦後の行動も話題です。

ビルバオセグンダB(3部)のCDアルコヤーノと対戦し、1-2で勝利しました。試合後、ラウル・ガルシアはアルコヤーノのたくさんの選手たちからユニフォームをほしい、とねだられたのですが、その時は2枚しかなかったそう。

すると後日、アルコヤーノの選手のもとに、ラウル・ガルシアの名前と背番号付きのユニフォームが20着、届いたのです!

 

アルコヤーノのFWフリアン・セルダ・ビセンテツイッタールイス・ガルシアに対して感謝の気持ちを表しました。

フリアンは、ルイス・ガルシアについて、「サッカー選手はピッチ内ではその時々に求められる役割を演じるもので、その人の本当の姿はピッチの外でわかるものだ。彼は本当に素晴らしい。試合後彼は僕たちとロッカールームで少し話し、寄り添ってくれて、選手ひとりひとりの健闘をたたえてくれた。そんなことは選手全員がしてくれることじゃないだろう」というコメントをつけた、お礼の文章を投稿しました。

 

アルコヤーノ戦も、ベティス戦も、相手をリスペクトする行動をとっていたんですね。試合の中では激しいプレーの印象が強い選手ですが、フリアン曰く、本当の彼は人格者のようです。

 

 国王杯準決勝の相手はレバンテに決まったビルバオルイス・ガルシアは、ピッチ内、ピッチ外ともに「絶好調」を維持できるのでしょうか。

2/4 世界対がんデー ラ・リーガのクラブからのメッセージ

毎年2月4日は、がんへの意識向上、予防、検出、治療への取組を促すために定められた記念日である、世界対がんデー(スペイン語ではDia Mundial Contra El Cancer)です。

ラ・リーガ各クラブは、この記念日である昨日、がんの啓発のための様々な投稿を行いました。その中で、ツイッターで投稿されたものについて、紹介します。

 

各クラブが投稿の中でメインで使っている「色」(がんキャンペーンでは、色一つ一つに意味があります)ごとに分けてみていきます。

 

〇ピンク

ピンクリボンは、乳がんについての啓発キャンペーンのシンボルです。

 

◆エルチェ

「毎日戦う全ての人へ

この病気を研究するすべての人へ

一緒に闘おう」

ピンクのリボンの絵を投稿したエルチェは、GK用のピンクのユニフォームを20%値引きするというキャンペーンを行いました。

 

レアル・ソシエダ

レアル・ソシエダは世界対がんデーのキャンペーンに参加します。

この病気と闘う全ての人へ、がんばろう」

大きなピンクリボンの画像を投稿しました。

 

バレンシア

「毎日闘う人たちへ

絶対にあきらめない人たちへ

一緒に打ち勝とう」

ユニフォームの胸の部分にピンクのリボンがついた写真を掲載しました。

 

また、YouTubeでは、がんと闘病中のバレンシアのファンであるカルロスくんが、憧れの選手であるガヤとテレビ電話をする様子が公開されました。


CARLOS CUMPLE SU SUEÑO Y CONOCE A GAYÀ

 

病気と闘う子どもたちの夢をかなえてあげることは、彼らに生きる力を与えるものだと思います。各クラブが、サッカーの力を使って救える命はたくさんあるんじゃないかと思います。

 

 

〇紫

紫のリボンは膵臓がんについての啓発のシンボルです。

 

◆セルタ

「患者、家族、友人、医療の専門家、研究者…がんと闘う全てのひとへ、感謝、そしてがんばろう。

一緒に闘おう」

ガリシア語で投稿しました。

 

ベティス

「この戦いはみんなの戦いだ」

「がんへの戦いに向け結束しよう」

 

オサスナ

「病気に直面するすべての人へ、その家族たちへ、そして毎日闘う医療関係者へ」

 

 

◆ヘタフェ

ヘタフェが運営する財団である、「Fundacion Getafe CF」の投稿をリツイートしました。

「がんとの闘いは、みんなが一緒に闘う試合だ

勝つぞ!」

ハッシュタグには「BeStrong」というものもついています。

 

グラナダ

「一緒に闘おう」

ハッシュタグ「EternaLucha(永遠の闘い)」というのものをつけました。

 

 

◆エイバル

「この病気の前では、みんなが一つのチームです。がんばるぞ!」とスペイン語バスク語で投稿しました。

画像も2つの言語を使って投稿しました。

 

 

〇その他

カディス

 

カディスは、5色のリボンの絵を投稿しました。

また、クラブのモットーである「戦いは交渉できるものではない(La lucha no se negocia)」をもじって「がんとの闘いは交渉できないものです(la lucha contra el cancer NO SE NEGOCIA)」と投稿しました。

 

ちなみに、水色は前立腺がん、オレンジは白血病、黄色は膀胱がん、肉腫の啓発のシンボルです。

 

アラベス

がんについての啓蒙活動をしている「aecc」の活動を紹介する投稿をしました。

 

 

ビジャレアル

ビジャレアルも、「aecc」のキャンペーンを紹介する投稿をしました。

 

ウエスカ

「闘う全ての人へ。

予防と研究に光を当てないわけにはいかないから。

この試合には勝たないといけないから!」

ウエスカはエンブレムに緑のリボンを付けた画像を投稿して、ツイッターのアイコンにしました。

緑のリボンは、腎臓がんについての啓発のシンボルです。

 

 ◆イニエスタ

 

最後に、ラ・リーガのクラブではないですが、元バルサということで、ヴィッセル神戸に所属するイニエスタの投稿を紹介します。

 

 

「がんと闘う全ての人にエールを送ります。毎日、応援しています」

背番号8がリボンになっている・・・素敵なアイデアですね。

 

以上、ラ・リーガ各クラブの投稿を見てきました。

 

世界対がんデーは、世界中同じ、2月4日に定められた記念日です。スペインではサッカー界全体が、当たり前のようにがんという問題にむきあっている、皆で考えているという事実から、日本に住む僕たちは学べることがあるのではと思います。

Jリーグのクラブもこのような発信をするようになって、日本のファンががんに限らず医療問題等様々な社会問題に向き合う、そんなきっかけ作りをしてほしいなと思いました。

 

ではまた。アディオス!

それでも君のそばにいる、レバンテ

2/3に行われた国王杯準々決勝の2試合はどちらも熱い試合になりました。

バルサは後半終了間際まで0-2の状態から、グラナダに大逆転勝利。そしてもう1試合のレバンテ対ビジャレアルも劇的な試合となりました。

この試合の後に投稿された2つのツイートについて、紹介します。

 

◆国王杯準々決勝、最後の最後に敗れたビジャレアルのエメリ監督の試合後の言葉が重い

 

国王杯準々決勝で、延長後半16分にゴールを決められて0-1でレバンテに敗れたビジャレアル


RESUMEN | Levante UD 1-0 Villarreal CF | Cuartos de final de la Copa de SM el Rey

 

劇的なゴールで敗れたチームのエメリ監督は、試合後、ツイッターにコメントを投稿しました。

ビジャレアルファンのみんな、こんにちは。しっかり働いて、怒りに負けないようにしていれば、すぐにサッカーは、まさに昨日奪われてしまったような喜びを取り戻してくれるものなんだ。それを僕はこれまでの人生で経験してきた。このチームを誇りに思うし、これから起こることにわくわくしているよ。いつだって前進だ!」

すごい前向きなコメントですね。

 

僕はエメリ監督というと、16-17シーズンのCLで、PSGがバルサにファーストレグはホームで4-0で勝利した後に、セカンドレグにアウェーのカンプノウで1-6で敗れた時の悔しそうな顔の印象が残っています。

 

↓最後にセルジ・ロベルトに決められた時のこの表情。

 

今回のレバンテ戦後に投稿した言葉は、このバルサ戦の大逆転負けの後のことを言っているのかもしれません。つらい経験をしたエメリ監督が言うからこそ、信じられる言葉ですし、重い言葉だなと思いました。

 

◆勝利したレバンテと、イムノ

 

国王杯準々決勝で劇的な勝利を収めて、クラブ史上初のベスト4に進出したレバンテ。試合後に投稿したツイートがこちら。

チーム初のベスト4ということで、感情が爆発しています。(僕もいつかこういう雰囲気の中に混ざってみたい・・・)

さて、気になったのが、ビデオと一緒に投稿されている文章です。

 

「全ての詩を壊したんだ

悲しみと苦しみの詩を

頭の中で考えていたんだけど、今日、ためらわずに

君のすぐそばにいくよ」

 

詩的な表現ですね。

 

これは、実はレバンテのイムノ(応援歌)、「Pero a tu lado」という曲の歌詞です。日本語なら、「それでも君のそばに」といった意味です。

 


LOS SECRETOS - Pero A Tu Lado (Video clip)

この曲は、もともとはスペインのマドリー出身のバンド、LOS SECRETOSが1995年に発表した曲なんですが、「LAS PROVINCIAS」によると、10-11シーズン、レバンテが降格争いをしていた時にこの歌がスタジアムやロッカールームで歌われるようになり、それからレバンテのチームの精神を表す歌だということで、クラブのイムノとなったそうです。

 

www.lasprovincias.es

 

いつだって君のそばにいる、という歌詞がサッカーチームにぴったりだなと感じます。

 

↓2011年ですが、レバンテの選手が歌うver.もあります。なかなか素晴らしい歌声です。


Seguiremos luchando, pero a tu lado

 

↓地元紙の1面。「Vuelvo a tu lado(君のそばに行くよ)」は曲名を意識したものでしょう。洒落が聞いてますね。

 

準決勝ファーストレグは2月10日に行われます。ファンたちは、スタジアムにいなかったとしても、心は「それでも選手たちのそばに」いるはずです。

2月10日もまた、「Pero a tu lado」の歌詞を紹介することになるのでしょうか。楽しみです。

 

ではまた。アディオス!

スタジアムがワクチンの接種会場になったよ!(カディスのツイートを味わう2)

オラ!

昨日やってみて勉強になったので、今日も、昨日から今日にかけてカディス公式がしたツイートを見ながら、カディスのことを学んでいきたいと思います。

 

背番号1へレミアス・レデスマへの「ラ・リーガ・ワールド」のインタビューです。「カディスのロッカールーム内の結束力はすばらしい。にぎやかで、笑い声が絶えなくて、仲間意識がすごいんだ。でもしっかりやらないといけないときはみなしっかりやる。冗談を言える時間なのか、しっかりやる時間なのかその区別がついている」と語っています。

明るい選手が多そうですが、真剣モードにならないといけないときは、しっかり切り替えることができているそうです。根はみんな真面目なのかもしれないですね。

 

カディスSNSの成長の度合いが、国内と国外で57.9%となっているそうです。

年間で、でしょうか?基準はわかりませんが、とにかく他クラブと比べてもすごい伸びです。

これは、1部に昇格したことが大きいんだと思いますが、日本語での情報発信が増えたことも関係しているのではと思います。

 

レデスマ選手のインタビューの紹介です。「GKが大好き」というタイトルがついています。インタビューの中では、「小さい頃から兄と一緒にサッカーをしていたけど、ボールに対する恐怖心がないことと、足が使い物にならないことに気づいて、GKをやっていた。GKでプレーすることはずっと好きだったよ」と語っています。

 

HUMANOX社という会社がカディスに提供している、つけるだけでいろんなデータを採集できるすねあての紹介の動画です。各選手の試合ごとの心拍数、スピード等のサッカーのデータを測定できるそうです。それだけじゃなくて、体温測定もできてコロナ対策にも役立てる、というような話をしています。

 

すねあてもここまで進化したのか・・・

 

19時に背番号8アレックス・フェルナンデスへのインタビューが公開されるということのお知らせです。

 

アレックス・フェルナンデスのインタビュ―の紹介ですね。「カディスのファンはカディスの魂だ」というタイトルがついています。

 

カディスCFカディス市役所は、保険省の通知に従い、スタジアムをコロナウイルス用ワクチンの接種会場とすることにしたそうです。リンクの公式HPの中では、ワクチンを打つのに必要な、その他の物資の保管場所にもなり、カディスの地域の人々がワクチンを接種することができるようになることに貢献する、と書いてあります。

 

コロナとの戦いは、サッカースタジアムも重要な戦力となる、総力戦になってきましたね。

 

また、アレックス・フェルナンデスのインタビューの紹介です。

「クラブは、どんなことにも立ち向かっていける準備ができていると確信している」という言葉が書かれています。力強いコメント。

 

カディスタのみんな、サプライズがあるよ!21時にYoutubeチャンネルをチェックだ」

ということで何らかの動画が公開されることが予告されています。

カディスCFというものがほとんど宗教になっていることはなぜか、それは聞かないでね」

という意味深なコメントがついています。

画像には、「カディスCFの110年」というタイトルがついています。

 

すでに公開されたYouTubeの動画では、サックスの演奏をバックに、選手たちが喜ぶ姿、悲しむ姿、ファンが応援する姿などの画像が連続して映し出され、クラブのファンなら胸熱の仕上がりになっています。

やっぱりファンが集まって応援している姿って、感動しますね。僕もいつかラモン・デ・カランサに行ってみたくなりました。

最後はVENCEREMOS(打ち勝とう)と書かれた横断幕がアップに・・・素晴らしい終わり方です。

 

 

1個上のYoutubeの動画です。

カディスタは、一度一緒にいると誓ったら、ずっと一緒にいるものさ・・・」

熱いサポーターなんですね。

 

1週間のトレーニングの予定のページへのリンクです。

 

スタジアムがワクチンの接種会場になるという先ほどのニュースのリンクと、

「この戦いはみんなのもので、みんなが結束しないといけない。僕たちのホームスタジアムが味方に加わる」というメッセージ。

やっぱりスタジアムって、サッカーができるだけでなく、なんでもできる、いろんな可能性を持つ空間ですよね。

コロナに勝利した暁には、スタジアムでみんなでカーニバルをしたいものです。

 

カディスの弓矢がもっとたくさんやってくるといいな」

アレックス・フェルナンデスがたくさんゴールすることを期待しましょう。

 

「こんにちは!」

背番号16、カラですね。

 

「もう少しで、レアル・ソシエダ戦に向けたトレーニングがシウダッド・デポルティーバで再開されます」

背番号7,サルビ・サンチェスです。

 

「アルフォンソ・エスピノが帰ってきました!」いい笑顔ですね。

 

 以上、今日もいろんな話題がありました。

カディスのこれまでのいろいろなシーンが出てくる動画は、なんかかっこいいですね。またスタジアムに行きたい!スタジアムでサッカーを見たい!と思いました。

 

ではまた。アディオス!

カディスのスペイン語ツイートを和訳して味わう

最近このブログを始めるようになって、ラ・リーガのいろんなクラブのツイッターアカウントの投稿を見るようになったんですが、特に面白い投稿をしているのが、カディスだなと感じています。

 

スペイン語の公式のアカウントでは、試合やトレーニングなど、サッカーの情報はもちろん投稿しているんですが、全然サッカーと関係ないものもかなり投稿しています。

例えばカディスのきれいな街並みの写真の投稿は、見つけた後、現地に行ってみたくなりました。

派手な衣装を着た人たちが歌いまくる、カーニバルのコンテストの様子も投稿していて、「とりあえずみんなでカーニバル見ようぜ!」みたいな気楽なところもいいなーと思いました。

 

日本語の公式のアカウントは、なぜか関西弁で投稿されています。中の人の、カディスへの愛、そしてファンのツイートへの返しに笑いのセンスを感じます。東京出身で、笑いのセンスのない僕はうらやましいなと嫉妬しています。

それと、僕のツイートもいくつかリツイートしてくれていて、うれしかったです。Me siento feliz. Gracias.

 

さて、今日も昨日までのようにいろんなクラブの面白いネタを紹介しようかと思ったんですが、どのクラブも移籍情報ばっかでつまんないので、今日はカディススペイン語公式)のツイートを、日本のカディスファンの皆さんに楽しんでもらうために、かつ、僕のスペイン語能力UPのために、できるだけ(tanto como pueda)日本語に訳してみようと思います。

正直、カディスの選手って誰がいる?といわれると、ぱっと思いつく選手がネグレドくらいしかいない状態なんですが、この和訳作業の中で誰か一人でも新しく覚えられるといいなと思っています(これを読んでいて僕と同じようなレベルの方、一緒にカディスのことを学びましょう)。

 

 それでは、日本時間で2月2日の0時~21時に投稿されたものの和訳とコメントをしてみます。

 

いきなりスペイン語なしの投稿でした。トレーニングがんばってるよ!って感じでしょうか。「ワールドサッカーダイジェスト」の選手名鑑の写真と顔を突き合わせるとどうやら左のヒゲの人は背番号6、ホセ・マリのようです。右は・・・誰だ?

レーニングウェアに「20」って書いてあるけど、イサーク・カルセレンとは違う選手のように見えるんですが。

わかりません。もっとカディスの選手のことを勉強しないといけない、という洗礼を受けました。

 

21日の日曜にバルセロナ戦があるという紹介ですね。現地時間14時キックオフなので日本だと22時キックオフですかね。いい時間帯ですね。

正直言うと、あんまカディスの試合を見たことがないので、バルサ戦は見てみようかと思います。と、その前に、7日の日曜にレアル・ソシエダ戦がアウェーであるんですね。ちょっと面白そうなんで、こっちも見てみますかね。

 

緩急付けたドリブルで相手の股を抜いてクロスを上げた選手は誰なんでしょうか。

と思ったら、「ivanalejo7」って書いてありました。背番号14イバン・アレホ選手のようです。選手名鑑によると、エイバルで乾と一緒にプレーしていたこともあるドリブラーだそうです。

 

すごい態勢で華麗なトラップを見せるのはセグンダBに所属するカディスBのマルク・バロ選手のようです。左サイドバックの選手で、1月23日のセビージャ戦で1部デビューをしているんですね。

 

背番号5のホン・アンデル・ガリード選手です。

で、このツイートで謎に思ったのがハッシュタグ「LLNSN」です。バルサの「MSN」的なやつかと思って調べたら、全然違いました。

「LLNSN」は、スペイン語の「La lucha no se negocia」という文の頭文字をとったものだそうです。この意味は、「戦いは交渉できるものではない(だからとにかくがんばるしかないだろう)」って感じでしょうか。アルバロ・セルベラ監督が記者会見で使った言葉なんですが、その後それいいね!となって今ではクラブのスローガンみたいになったそうです。

カディスの公式ツイッターでよく使われる5文字ですね。

 

カディスにとっての冬の移籍マーケットが閉まった(=もう移籍はないよ)」ということのお知らせです。

 

今シーズンの選手の紹介ですね。ここでもLLNSNが出てきました。

よく見たら選手の下に「LA LUCHA NO SE NEGOCIA」って書いてありますね。

 

ここで出ました。カーニバルのコンテストの様子。こんな感じの投稿を最近めちゃくちゃしてます。たぶんカディスに住んでる人はこういうのを見るとテンションMAXになるんでしょうね。

投稿された歌詞は「紙の2月がやってきた。愛する人よ。大好きな人よ。小さい頃から」って感じでしょうか。

「紙(papelillo)の2月」って何でしょうか。ちょっと何言ってるかわかんないです。

 

カーニバルについては、昨日このブログで少しまとめました。

juninhokun.hateblo.jp

 

 

オプタデータがデータを提供する、サッカー分析サイトの「WhoScored.com」が選出したラ・リーガの週間ベストイレブンネグレド兄貴が選ばれたようです。評点9.7ってすごいですね。と思ったら隣にハットトリックを達成した10点満点のラファ・ミルがいた。

 

「(移籍してきた)ルベン・ソブリーノはもう(練習場の)シウダッド・デポルティーバにいます」

バレンシアから移籍してきてもう練習しているんですね。バレンシアではうーんって感じでしたが、カディスではどうなるでしょうか。

ちなみにソブリーノ(Sobrino)はスペイン語で甥(おい)という意味です。

 

クラブが増資するよ!という話ですね。ちょっと固い話なのであまり触れません。

 

以上、今日のツイートを見てきました。

ソブリーノ、カディスに来たんですよね。FWはネグレドだけじゃないぞ、甥もいるぞ、ということで覚えようと思います。

あとLLNSNは、実は監督が使った言葉だったんですね。

 

以上です。意外とがっつりスペイン語という投稿はあんまありませんでしたが、チームのことに少し詳しくなれてよかったです。

また気が向いたら、こんな感じでカディススペイン語ツイートをひとつひとう味わうことをしようと思います!

それではまた。アディオス!