2/1(月)ラ・リーガ 気になる小ネタ(「カディス、謎の衣装を着て歌う人達の動画をツイッターで投稿しまくる理由」など)
オラ!
febrero(2月)になりました。
🎭 "Febrero, veneno que tú necesitas.
— Cádiz Club de Fútbol (@Cadiz_CF) 2021年2月1日
Yo cierro la herida, soy el Carnaval.
Carnaval que te da la vida"
📺 @OndaCadizTV pic.twitter.com/yilq1UAuVa
カディスが2月の歌を投稿していました。カディスはこんな感じの謎の歌の動画をツイッターで投稿しまくっています。なぜなんでしょうか。理由は後で説明します。
それでは2/1(月)のラ・リーガ各クラブの気になったニュース・小ネタです。
◆ウエスカ、27番目のペーニャが誕生
ウエスカは、リバゴルサという地域に、クラブの27番目のペーニャ(後援会)が誕生したと発表しました。
🆕 ¡Nace la Peña de La Ribagorza! 🆕
— SD Huesca (@SDHuesca) 2021年1月31日
La número 2⃣7⃣ de la SD Huesca, con sede en Graus y más de 100 socios de los diferentes pueblos de la zona, ya forma parte de la familia azulgrana. ¡Seguimos creciendo en la provincia! 😍
¡Bienvenidos! 🙋♂️🔵🔴
↓ただ、クラブの公式HPを見ると、全部で29あるような気が・・・
いずれにしても、世界各地に支部があって、国は違えど自分と同じチームを愛して一生懸命応援しているというのは、それだけで素晴らしいですね。
ちなみに日本の支部Peña NIPONA SD Huescaもあります。
◆レアル・ソシエダ女子チームの選手、ギターと歌を披露する
レアル・ソシエダ・フェメニーノに所属するマイタネ・ロペス・ミラン選手。
NUEVA JUGADORA | Ongi etorri, Maitane López | Real Sociedad
笑顔が素敵です。
彼女はギターを弾くようで、チームがツイッターで、彼女がギターを弾く写真と一緒に「150以上のいいねがついたら彼女が演奏する動画を公開するよ」という投稿をしたところ、あっという間にいいねは150を超えました。
🧐 ¿Sabías que @maiitane9 toca la guitarra? 🎸
— Real Sociedad Femenino (@RealSociedadFEM) 2021年1月31日
RETO ➡️ Si conseguimos más de 150❤️publicaremos un vídeo suyo tocando 🎶#AurreraReala pic.twitter.com/C6G9yqIERI
笑顔が素敵です。
その結果チームが投稿した動画がこちら。
Objetivo conseguido ✅
— Real Sociedad Femenino (@RealSociedadFEM) 2021年1月31日
Aquí tenéis a @maiitane9 🤩🎸 que además canta 🎶🎤#AurreraReala pic.twitter.com/Hp2NbUYZOt
笑顔は見えませんでした。ただ、味のある素敵な歌声です。
ギターを弾くだけでなく歌もうまいんですね。
こんな感じで、他のクラブも選手の意外な一面をもっと公表していってほしいものです。いろんなファンがついてくるような気がします。
僕はギターとか関係ないですが、笑顔にやられてマイタネ選手のファンになってしまいました。
ちなみに披露した歌は、スペインで今人気のMarc Seguíの「Tiroteo」という曲でした。
Marc Seguí, Pol Granch - Tiroteo (Videoclip Oficial)
さらにちなみにですが、マイタネ選手のおじさんは、レアル・ソシエダ男子チームで長く活躍したアイトール・ロペス・レカルテです。
◆カディス、謎の衣装を着て歌う人達の動画をツイッターで投稿しまくる理由
陽気なサポーターで知られるカディス。陽気なのはサポーターだけじゃなく、クラブのスタッフも同じのようです。
カディスのクラブ公式ツイッターでは、ド派手な衣装を着て歌いまくる人たちの謎の動画がよく投稿されます。この記事の一番上の2月の歌以外にもたくさん投稿されています。
“Yo quisiera cantar
— Cádiz Club de Fútbol (@Cadiz_CF) 2021年1月23日
la más bella canción,
que ningún trovador
te cantará jamás”
📺 @canalsur pic.twitter.com/P3trXbprfL
“Que yo te seguiré cantando
— Cádiz Club de Fútbol (@Cadiz_CF) 2021年1月25日
en la orillita,
en la orillita de La Caleta”
📺 @OndaCadizTV pic.twitter.com/nuoL5zRbpf
🎶 “Se abrió la veda de nuevo por fin,
— Cádiz Club de Fútbol (@Cadiz_CF) 2021年1月30日
hay que cumplir con el viejo ritual.
Tú tienes permiso pa’ vivir
y yo libertad para matar.
Tú tienes permiso pa’ vivir
y yo libertad para matar.
Con copla, con copla
De un caníbal Carnaval” 🎭
📺 @canalsur pic.twitter.com/7j0ytHd7ne
全然サッカーに関係ない歌と奇抜な衣装の動画をなんでこんなに投稿するのでしょうか?カディスの中の人の趣味なんでしょうか?
実は、これらは、毎年2月ごろカディスで行われるカーニバルの祭りで、市民が参加するパフォーマンスのコンテストの様子です。
スペインでテネリフェのカーニバルと並んで有名なカディスのカーニバル。
カーニバルの期間中は町中で人々が歌って踊りますが、実はコンテストも劇場で行われていて、それがとても人気なんだそうです。決勝戦がテレビやラジオで生放送されて、みながその放送を見るんだとか。その様子を投稿していたんですね。
カディスはサポーターだけじゃなくて町全体がお祭り大好きなようですね。
↓カーニバルの様子。街中でいろんな人が歌いまくってます。
Carnaval de Cádiz en la calle | 2019
↓町中でパフォーマンスしまくるカディスの人々。クオリティ高いですね。
Carnaval de Cádiz, "la fiesta de la calle"
ただ、今年はコロナウイルスの影響で規制がかかり、カーニバルが行われないようです。残念ですが、その分、カディスの公式ツイッターを見て、家の中でカーニバルを楽しみましょう。
昨日はアトレティコと熱い戦いを繰り広げたカディス。残りのシーズンもラ・リーガを陽気に盛り上げてほしいものです。
以上、2/1(月)のラ・リーガ各クラブの気になったニュース・小ネタでした。アディオス!
1/31(日)ラ・リーガ 気になる小ネタ(「『指名手配』されていたセルタのイアゴ・アスパスが復帰へ!」など)
オラ!
1月最終日です。スペイン語でいうとenero(1月)最終日です。eneroは古代ローマの神Janus(ヤヌス。門の守護神。)が語源で、1月が年の入り口ということで、この神の名前みたいになったそうです。
今年はいい年になるといいな。
それでは、1/31(土)に気になったラ・リーガ各クラブの気になったニュース・小ネタをまとめていきます。
◆「指名手配」されていたセルタのイアゴ・アスパスが復帰へ!
1/2のレアル・マドリー戦でハムストリングを痛めて約1か月負傷で試合を欠場していたセルタのエースが戻ってきます。
31日に行われるグラナダ戦で、イアゴ・アスパスが復帰することが予想されており、セルタもそれを祝うツイートをしました。
Amigos del @GranadaCdeF, 🤠 ¿le buscabais? ¡@aspas10 vuelve! #GranadaCelta pic.twitter.com/aMhx3Uda2k
— RC Celta (@RCCelta) 2021年1月30日
ずっと離脱していて早く戻ってきてくれ!という意味で「指名手配」されていたイアゴ・アスパスに「FOUND(見つかった)」のスタンプ!おしゃれですね。
ちなみに写真と一緒に投稿されたメッセージは、「グラナダのアミーゴたちよ、彼を探していただろう!イアゴ・アスパスが戻ってくるよ!」というもの。グラナダにとっては厄介なFWが戻ってきたということで、対戦相手としてはちょっと嫌なニュースだったかもしれません。
↓ちなみにイアゴア・アスパスといえば、以前、障害を持った子供たちがサッカーを楽しめる環境を増やすための活動に協力していました。
子どもたちのことも考えている選手なんですね、かっけーです。
ちなみにそんなイアゴ・アスパスですが、リバプールに所属していたときにサポーターからイギリスの人気キャラクター、ミスター・ビーンに似ているといわれることがよくありました。
@aspas10 Iago Aspas & Mr Bean :P #Liverpool #Celta #Lookalike #LFC pic.twitter.com/S2to45wO0y
— Binny (@BinnyYNWA) 2013年6月11日
また、プレミアリーグのニューカッスルに所属するパラグアイ代表MFアルミロンに似ていると思っている人もいるようです。
Miguel Almiron is a mixture of Iago Aspas and Mr Bean.. #ARSNEW pic.twitter.com/CjipxAk8Nd
— GeorgeDoors (@stardorman) 2021年1月9日
僕は、初めて見たときから、坂田利夫に似てるな、と思っています。
【NEWS / UPDATE】Here is the new poster from Chiba Bank's new commercial in which Airi will appear with the comedian Toshio Sakata !
— 鈴木愛理ONLINE ❄ (@airimania_info) 2021年1月1日
Airi has been Chiba bank's image model since 2017.#suzukiairi #鈴木愛理 @airimania #千葉銀行 #坂田利夫 pic.twitter.com/RknoSa4LNf
復帰したイアゴ・アスパスはグラナダ戦で、セルタファンに「ありがとさ~ん」と言わせることができるのでしょうか。
◆カディス、アトレティコ・マドリー戦の試合告知ポスターにカディス出身の作家を起用
カディスは、ホーム開催のリーグ戦時に、カディスの町の文化をアピールするため、毎回カディスにまつわる芸術家をポスターに起用しています。
↓18節までのポスターまとめ(18節では日本でもNetflixで見れるドラマ「ペーパーハウス」の「教授」役の俳優の方を起用していました)
31日に行われる21節のアトレティコ・マドリー戦では、カディスの海沿いの町、チクラナ・デ・フロンテーラ出身の作家、フェルナンド・キニョネスが起用されています。
🖋 #CádizDeArte FERNANDO QUIÑONES
— Cádiz Club de Fútbol (@Cadiz_CF) 2021年1月30日
El reconocido escritor, natural de Chiclana, es el protagonista del cartel del #CádizAtleti https://t.co/dYhzEieKOx pic.twitter.com/rrjZCxFCHs
フェルナンド・キニョネスは1930年に生まれ1998年に亡くなった作家・詩人で、幼少期はカディスで暮らしていたそうです。フラメンコの研究家としても知られていました。
ちなみに、市の最東端のラ・カレタと呼ばれる海沿いの場所には彼の銅像が立っており、さらにその先にあるカスティージョ・デ・サンセバスティアンという城塞まで続く道は「フェルナンド・キニョネス通り」と呼ばれているそうです。
↓フェルナンド・キニョネスの銅像
Lunes 4/01/21. Inauguración Biblioteca Social Nadia Consolani y Cartel de la 11 Ruta Quiñones, dedicada a Ory, obra de Carmen Bustamante. 11am, Espacio Literario Fernando Quiñones. Foto: Jap Peralta@jjtellezrubio @FundacionOry @aferquinones @BMCadiz #espacioquiñones pic.twitter.com/UJ8JDozObw
— Blanca Flores (@blancafloblog) 2021年1月3日
↓フェルナンド・キニョネス通り。空と海がきれいで雰囲気がよさそう。いつか歩いてみたいです。
Camino al Castillo y Faro de San Sebastián.
— Manuel Hernández Lafuente ⚓🌱📷 (@ManuelHdezLaf) 2019年2月13日
Paseo Fernando Quiñones, #Cádiz pic.twitter.com/AFxZOdI06g
また、チクラナ・デ・フロンテーラにはその名もずばり「フェルナンド・キニョネス」というグラウンドがあって、地域の子どものチーム等が利用しているようです。
カディスの人々が誇りに思っている方なんでしょうね。
◆アスレティック・ビルバオ、「横断幕をサンマメスに送って!」とファンに呼びかける
無観客で開催しているラ・リーガですが、アスレティック・ビルバオが、スタンドに掲げるための横断幕をクラブに送ってほしい、という呼びかけをしました。
🏟️ ¡Envía a San Mamés la pancarta y bandera de tu peña!
— Athletic Club (@AthleticClub) 2021年1月31日
📢 Nuevo llamamiento a las peñas rojiblancas para que juntos llenemos de color La Catedral.
🔴⚪ Contra el @GetafeCF fueron 3⃣6⃣, y queremos ampliar el mosaico ante el @valenciacf 👇https://t.co/kSrF9EVCIl
クラブはサン・マメスを彩るため、またサポーターの存在をスタジアムで感じられるようにするため募集をしていて、公式HPで、サン・マメスの住所も掲載して送付してほしいとメッセージを送りました。
25日に行われたヘタフェ戦では、すでに集まった36枚の横断幕をスタンに掲げており、今では50枚以上集まったとのことです。
今後も、モザイク模様を試合の時に作り出すため、横断幕をシーズン終了まで受け付けるということです。
◆バレンシアの特別な人形、無事エルチェにプレゼントされる
昨日の記事で紹介した、バレンシアがホームのリーグ戦で対戦相手に記念でプレゼントしている人形が、無事30日の対戦相手のエルチェにもプレゼントされました。エルチェはお礼のツイートをしていました。
↓昨日の記事
🤝 Gracias al @valenciacf por hacernos entrega de este ninot conmemorativo con un guiño a nuestra cultura con el diseño de La Magrana del Misteri d’Elx 🟢⚪️#ValenciaElche | #MuchoElche 💚 pic.twitter.com/nZYPqME06b
— Elche Club de Fútbol 🌴 (@elchecf) 2021年1月30日
無事渡せてよかったですね。
以上、1/31(土)の気になったニュース・小ネタでした。アディオス!
1/30(土)ラ・リーガ 気になる小ネタ(「レアル・ソシエダのイサク、ベティス戦でゴールを決めてスペアリブをもらう」など)
オラ!
もう今年も1か月終了ですね。「光陰矢の如し」はスペイン語で「El tiempo vuela」というそうです。El tiempoが「時間」、vuelaが「飛ぶ」なので、英語の「Time flies」の単語をそのまま置き換えただけなんですね。
それでは、1/30(土)のラ・リーガ各クラブの気になったニュース、小ネタをまとめていきます。
◆レアル・ソシエダのイサク、ベティス戦でゴールを決めてスペアリブをもらう
レアル・ソシエダは22日、ラ・リーガ20節でベティスと対戦し、2-2と引き分けました。
Highlights Real Sociedad vs Real Betis (2-2)
この試合で、レアル・ソシエダの1点目を決めたのは、アレクサンデル・イサクでしたが、そのゴールのおかげで、イサクは牛のスペアリブ(骨付きばら肉)をゲットしたようです。
🥩 ¡@Alex_Isak es el ganador del concurso #TxapeldunDeLasTxuletas! Marcó nuestro primer gol en el Reale Arena ante el Real Betis y se llevó este sabroso regalo de Iruki. ¡A disfrutarlo!
— Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) 2021年1月29日
ℹ La aficionada premiada ha sido amaiadedicastillo (Instagram)#AurreraReala pic.twitter.com/DBKwXqc6co
イサクがもらった肉は、スペインの牛肉会社「Iruki」が提供したものです。
Irukiはクラブとコラボして、ホームスタジアムであるレアレ・アレナの試合で、「レアル・ソシエダの1点目を決めた選手をSNS上で予想して当てたサポーター1名に抽選でスペアリブをプレゼント」というキャンペーンを毎試合行っており、選手を的中させたサポーターと、実際に1点目を決めた選手にスペアリブがプレゼントされています。
💥 SORTEO 💥
— Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) 2021年1月23日
🥩 ¿Quieres ganar una chuleta y una txapela firmada?
💬 Comenta quién crees que será 𝗻𝘂𝗲𝘀𝘁𝗿𝗼 𝗽𝗿𝗶𝗺𝗲𝗿 𝗴𝗼𝗹𝗲𝗮𝗱𝗼𝗿 en el partido de hoy con el hashtag #TxapeldunDeLasTxuletas
📣 ¡Participa! pic.twitter.com/wrfv28KGGM
日本からツイートして、1点目の選手を当てて当選したら、肉を日本まで届けてくれるんでしょうか・・・?今度参加してみようかな。
◆カディスがクラブのイムノ(応援歌)のサックスバージョンの動画を公開
カディスにはクラブの公式イムノ(応援歌)と、非公式のイムノがあります。
公式イムノ「Himno del Cádiz」。古き良きイムノという感じです。
Himno del Cádiz/Himno del Cádiz CF/Cadiz's anthem
それに対して非公式のイムノ「Me han dicho que el amarillo」
El Himno del Cadiz C.F. con dibujos ⚽️ "Me han dicho que el amarillo..." (Con letra)
2つめの「Me han dicho que el amarillo」のほうは、実はもともとは「チリゴタ」(スペインで、カーニバルの時に扮装して歌う10人くらいのバンド)の、「ラ・ファミリア・ペッペローニ」が1998年に発表した曲で、これをカディスのファンたちがカディスのホームスタジアムのラモン・デ・カランサで歌うようになり、いつの間にかイムノとなったものです。
↓「ラ・ファミリア・ペッペローニ」が歌う「Me han dicho que el amarillo」力強くて聞くと元気が出ます。
Pasodoble - Me han dicho que el amarillo - La familia Pepperoni (1998) de Manolo Santander
そして29日、カディスは、ツイッターで、この「Me han dicho que el amarillo」をラモン・デ・カランサのピッチ上でサックスで演奏する男性の動画を投稿しました。
🎷💛 “Me han dicho que el amarillo...” pic.twitter.com/EtsV8mGtB4
— Cádiz Club de Fútbol (@Cadiz_CF) 2021年1月29日
一気に色気がある曲になりました。
「eldesmarque」によると、サックスを演奏しているのはサックス奏者のフランシスコ・ハビエル・バジェさんだそうです。スタンドに誰もいない状態のサックスバージョンは味があるいい感じになりました。
(フランシスコさんの乳首が透けてるのがどうしても気になる・・・)
ただ、やっぱりサポーターたちが大合唱するバージョンが一番です!雰囲気いいですね~。
「ラタタタタタ」のところが好きです。
Me han dicho que el amarillo 20 años después
◆バレンシアの芸術家がエルチェ戦を前に、クラブのマスコットと町をテーマにした人形を発表
バレンシアは今シーズン、バレンシアの行政機関と協力し、「Sempre Falles(バレンシア語で、「いつも火祭り」という意味)」というキャンペーンを行ってきました。
バレンシアには、「火祭り」と呼ばれる有名な祭りがあります。スペインの3大祭りの一つでもあるこの祭りは、毎年3月にバレンシアの町中にたくさんの大きな人形が設置され、祭りの最終日の夜にすべて火で燃やされるというものです。ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
La Crema Plaza de la Merced Fallas 2017
「マルカ」によると、バレンシアの観光業や、人形を作る産業等、地元の産業が新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けている中で、バレンシアとバレンシアの行政機関が彼らをサポートしたいと考えたそうです。そこで今シーズン、バレンシアのホームの試合で、火祭りやバレンシアの文化、人形の産業をアピールすることで町を宣伝し、地元を支援しようとスタートしたキャンペーンが、「Sempre Falles」だそうです。
具体的には、バレンシアの火祭り人形を製作する芸術家が、バレンシアのホームの各試合でその試合オリジナルの人形を2体作り、1体はアウェーの相手チームにプレゼント、もう1体はメスタージャで展示するという企画になっています。
今シーズンメスタージャで行われた試合ではこの人形を相手にプレゼントするキャンペーンが行われてきており、30日のエルチェ戦用の人形も製作されました。
🔥 Sergio Gómez presenta el ninot temático para el @valenciacf 🆚 @elchecf de @LaLiga
— Valencia CF 🦇🍊🌊 (@valenciacf) 2021年1月30日
La iniciativa conjunta con el @AjuntamentVLC se enmarca dentro de la campaña #SempreValencia ⤵️
#SempreFalles: El murciélago de #SergioGómezCreaciones para el @elchecf @valenciacf@JCF_Valencia@ElcheCFJPN
— Locos por las Fallas - #VolemArtistesFallers (@LocosporFallas) 2021年1月30日
Foto 📸: #SergioGomezhttps://t.co/LB2RF0c0s6 pic.twitter.com/gFQnDym8tT
クラブの公式HPによると、今回の人形はバレンシアのアリカンテの芸術家、セルヒオ・ゴメスさんがが製作したもので、クラブのマスコット、ラット・ペナットくんがクラブのエンブレムから出てきている様子を表しているそうです。
また、バレンシアのタイル(有名です)をベースにしたデザインとなっており、ラット・ペナットくんには芸術科学都市(バレンシアにある科学教育と芸術のための複合施設が集まった地域)、ミゲレテ(バレンシアにある塔)、アルブフェラ湖(バレンシアにある湖)、バレンシアオレンジなど、バレンシアに関係あるものがたくさん描かれているそうです。
ちなみに、エルチェ関連のものとして、こちらもユネスコの無形文化遺産のMisterio de Elche(エルチェの神秘劇)の様子も描かれているそうです。
↓ちなみに以前、ラット・ペナットくんは、ラ・リーガ各クラブのクラブマスコットまとめの記事で紹介していました。
↓ほかの試合で製作された人形①オサスナ戦用に制作された人形
#SempreFalles: La "Lluna de Valencia" de #SergioGuijarro para el @CAOsasuna@JCF_Valencia@valenciacf@CAOsasuna
— Locos por las Fallas - #VolemArtistesFallers (@LocosporFallas) 2021年1月21日
Foto 📸: #GremioArtistasHoguerasAlicante / #SergioGuijarro pic.twitter.com/RGGHoj1SLh
↓②ヘタフェ戦用に製作された人形
Ninot del nostre artiste infantil @fallesjosefuster per al @GetafeCF Iniciativa "Sempre falles" de @AjuntamentVLC en @valenciacf pic.twitter.com/yBPYyUZT5h
— S.José de la Montaña (@SjmtFalla) 2020年10月31日
↓③カディス戦用に製作された人形
Este es el ninot obra de María Teresa Meliá que el @valenciacf regalará al @Cadiz_CF por el partido de liga de hoy., siguiendo con la campaña Junto al @AjuntamentVLC bajo el nombre de #SempreValencia @ODValencia pic.twitter.com/ns3XV2F1Zo
— Boro.P.GentedeFallas (@GenteDeFallas) 2021年1月4日
さすが芸術の国スペイン。どれもかわいくて、もらって部屋に飾っておきたいですね。
以上、1/30(土)の気になったニュース、小ネタでした。ではまた、アディオス!
1/29(金)ラ・リーガ 気になる小ネタ(「ウエスカ、バジャドリー戦のキャプテンマークのデザインを「メガネ」にする」など)
Hola!1月最後の週末ですね。早いですね。
1/29(金)のラ・リーガ各クラブの気になったニュース、小ネタをまとめていきます。
◆ウエスカ、バジャドリー戦のキャプテンマークのデザインを「メガネ」にする
29日、ホセ・ソリージャ(バジャドリーのホームスタジアム)でラ・リーガ第21節バジャドリー対ウエスカの1戦が行われます。
ウエスカは、アウェー戦ではいつも相手クラブに対する敬意を表現したデザインのキャプテンマークをつけることで知られています。そして今回のバジャドリー戦のデザインは、なんとメガネ!
BRAZALETES | Nuestro brazalete para el partido de mañana tiene nombre propio: Vicente Cantatore
— SD Huesca (@SDHuesca) 2021年1月28日
Homenaje más que merecido para una figura inolvidable para el @realvalladolid, que nos dejaba hace unos días.
Sus características gafas 🤓 inspiran el diseño.#RealValladolidHuesca
ウエスカのファンクラブ「Fieles Siempre Fan Club」のHPによると、このメガネは、バジャドリーの元監督で、今月15日に亡くなったビセンテ・カンタトーレさんに敬意を表したものだそうです。
Tristeza total: A los 85 años ha fallecido Vicente Cantatore, campeón como jugador con Wanderers '68 y 2 veces vice campeón de América con Cobreloa en los 80. Dirigió un partido a la Roja y fue DT de Colo-Colo y la UC. En España, llevó a Zamorano a Sevilla e hizo debutar a Hierro pic.twitter.com/n4WGlWV2Zy
— RODRIGO HERRERA CASTRO 🦊 (@rod_herrera) 2021年1月15日
Mi pequeño homenaje a Don Vicente Cantatore y el equipo que me marcó de chavalin! #realvalladolid #Cantatore #eternamenteagradecidos #pucela pic.twitter.com/Cz8RxrAqiQ
— David Perilla (@Peri_SalGorda) 2021年1月17日
ビセンテ・カンタトーレさんは、1935年生まれ、アルゼンチン出身で、選手時代はMFとしてアルゼンチンやチリのクラブでプレーしました。引退後は監督となり、バジャドリーを80年代~90年代にかけて指揮し、88-89シーズンのコパデルレイで準優勝、それによりかつてUEFAによって開催されていたカップウィナーズカップへの出場権の獲得、96-96シーズンにはリーグでチームを7位と導きUEFAカップ出場権獲得など、輝かしい実績を残しました。彼のトレードマークがサングラスであったため、今回のキャプテンマークはメガネ(正確にはサングラスですね)となったそうです。
↓バジャドリーが15日に公開したビセンテ・カンタトーレさんに向けた動画。選手たちから慕われる監督でした。
Homenaje del Real Valladolid a Don Vicente Cantatore
ウエスカの、バジャドリーとビセンテ・カンタトーレさんをリスペクトする気持ちが、世界中に伝わるといいですね。
ちなみに、バジャドリー戦のキャプテンマークのデザインの候補は実はあと2つあったそうです。
①本棚に本が並べてある様子(バジャドリーは小説家のミゲル・デリーベスやホームスタジアムの名前にもなっている詩人のホセ・ソリーリャなど、スペイン文学に多大な貢献をした人物たちの出身地であるため)
②クジャクの羽の柄(町の名所である「カンポグランデ」という公園にクジャクが放し飼いされていることが有名であるため)
の2つも候補だったそうです。
Pavo Real. Campo Grande ( Valladolid )
↓ウエスカのファンクラブ「Fieles Siempre Fan Club」のHP。採用されなかった2つのデザインも見れます。
日本時間5時キックオフの試合。試合内容だけじゃなく、キャプテンマークも要チェックです!
◆グラナダで起きた地震に対する応援メッセージを送ったクラブたち
昨年12月から今月にかけて、スペイン南部のアンダルシア州グラナダでは数百回に渡り地震が続いています。23日にはマグニチュード4.4の地震(ここ10年で最大の大きさ)が発生しました。
M4.3 #earthquake (#terremoto) strikes 11 km W of #Granada (#Spain) 23 min ago. Updated map of its effects: pic.twitter.com/kyWVv3swRs
— EMSC (@LastQuake) 2021年1月26日
GRANADA: registrado un TERREMOTO de magnitud 4,4 con epicentro en la localidad de SANTA FE I RTVE
スペインでは地震が起きることが少ないため、地震対策は日本などに比べて十分にはできていないようです。家にひびが入る家や煙突が落ちる家もあったそうで、心配です。
そんな中、この地震についてのメッセージを発信したラ・リーガのクラブがあったので紹介します。
・カディス
Nuevo terremoto de fuerte magnitud registrado en Granada que se suma a una larga lista.
— Cádiz Club de Fútbol (@Cadiz_CF) 2021年1月28日
Desde la Tacita queremos mandar toda nuestra fuerza a los granadinos, deseando que finalice pronto la pesadilla y, sobre todo, sin consecuencias graves.
¡Ánimo! 💪 pic.twitter.com/gjHHVZl5ko
要約:グラナダで大きなマグニチュードの地震の発生が続いています。タシタ(本来は「小さなカップ」という意味ですが、この文では白い建物が光ってみえるカディスの町のことを意味します)から、事態が深刻にならず大変な状態が早く終わることを祈って、グラナダの人たちへ、エールを送ります。がんばって!
・セルタ
Desde el RC Celta queremos enviar un mensaje de ánimo a nuestro próximo rival, el @GranadaCdeF, y a todos los granadinos que han sufrido los terremotos de los últimos días.
— RC Celta (@RCCelta) 2021年1月27日
¡Mucho ánimo! 💪 Seguro que pronto regresará la normalidad. pic.twitter.com/4ZtcH1C46G
要約:セルタから、次の対戦相手であるグラナダ(2/1に対戦予定)と、ここ最近の地震の被害を受けたすべてのグラナダの人たちへ、エールを送ります。がんばって!すぐにいつもの暮らしに戻ると信じています。
チームの間で励ましあう文化が素敵ですね。
また、グラナダは、地震発生時の注意点についてのツイートをしました。
Mucho ánimo para todos los granadinos que estamos sintiendo esta noche los seísmos. Aquí os dejamos algunos consejos 👇 https://t.co/ZWa7AIHoFN
— Granada CF ❤️⚪️ (@GranadaCdeF) 2021年1月26日
メディアだけでなく、(特にスペインでは)社会の中で非常に影響力のある、サッカーチームが情報発信することで、地震による被害が少しでも小さくなるといいなと思います。
◆オサスナのホームスタジアム、エル・サダールの外側にクラブのエンブレムを取り付ける工事が完了
もともと外側には特にデザインがなくシンプルな見た目だったエル・サダール。
今回、クラブのエンブレムをつける工事が行われました。
↓うっすらエンブレムの骨組みが見えます。
Ya está la base para colocar el escudo en el sadar pic.twitter.com/EePfFvbMO5
— Ander Zamora (@anderzamora) 2021年1月27日
↓完成まであと少しの状態。
— Ander Zamora (@anderzamora) 2021年1月28日
↓工事が進む様子です。
🏟 𝕋𝕦 𝕖𝕤𝕔𝕦𝕕𝕠 𝕘𝕣𝕒𝕓𝕒𝕕𝕠 𝕖𝕟 𝕞𝕚 𝕡𝕚𝕖𝕝 😍 pic.twitter.com/TwBwxgkLZa
— C. A. OSASUNA (@CAOsasuna) 2021年1月28日
無事キレイに取り付けられてよかったですね。
「noticias de Navarra」によると、クラブのショップの真上に取り付けられたエンブレムは、SNS上でファンたちが発信していた要望に応えたものだそうです。
ちなみに、コロナウイルスの影響で工事の終了が予定よりも遅れ、費用も当初の計画の1600万ユーロから追加で500万ユーロがかかってしまったとのことです。
◆ビジャレアルが手術のための金額調達に協力した心臓病の女の子、手術が無事成功
ビリャレアルで生まれた、心臓病を抱えた14ヵ月の女の子、ゾエちゃんはアメリカのボストンで手術を受けるために172000ユーロの資金が必要でしたが、ビジャレアルの呼びかけ等により目標金額の調達ができ、1月27日に手術を行うことになった、ということを以前このブログ内で紹介していました。
そして、28日、クラブはゾエちゃんの手術が無事終了したことを発表しました!!よかったあああ!!!
¡Día grande, groguets 🎆🥳!
— Villarreal CF (@VillarrealCF) 2021年1月28日
¡La familia de #NuestraGuerreraZoe nos confirma que, tras 10 largas horas en quirófano 👨⚕️, la intervención de la cardiopatía de la pequeña ha salido genial 🥲!
¡¡¡VAAAAAMOOOOS 💪💪💪!!!
Su historia 👉 https://t.co/u1WRLJynbf#Endavant Solidaritat pic.twitter.com/cEEB6CZWhh
手術は10時間もの間続いたそうですが、無事終了した、とゾエちゃんの家族からクラブに連絡があったそうです。
ビジャレアルが女の子の命を救った、といもいえる話だと思います。ナイスですね。そして、ボストンで手術をしたお医者さんもナイスです。
これからも、今回のようにサッカーの力で人の命が救われる、そんなことが世界中でたくさん起こったらいいですね。
このブログも、基本的には僕が好きで書いているものですが、ラ・リーガ好きの方に喜んでもらえたらいいな、とも思って書いてます。これからもラ・リーガの面白い情報を伝えていこうと思っていますので、よろしくお願いします。
以上、1/29(金)の気になったニュース、小ネタでした。ではまた!Adiós!
1/28(木)ラ・リーガ 気になる小ネタ(「エルチェ、ホームスタジアムで献血を実施へ」など)
久保建英選手のヘタフェでのインタビューが公開されましたね。「なぜそんなに落ち着いた話し方をするのか?」「テレビゲームは好きか?」など、ちょっと変な質問が多くて面白かったです。
↓スペイン語版。かっこいいですね。
¡Disfruta de esta entrevista al nuevo futbolista azulón Take Kubo! 🇯🇵💙 pic.twitter.com/JVtyxvwJEk
— Getafe C.F. (@GetafeCF) 2021年1月27日
↓日本語版。本当に落ち着いていて、丁寧に喋りますね。
新しいヘタフェサッカー選手とのこのインタビューをお楽しみください Take Kubo 🇯🇵💙 pic.twitter.com/sldjQLiSkT
— Getafe C.F. (@GetafeCF) 2021年1月27日
僕は最初スペイン語版を見てから、「日本のファンのためだけにチームの裏話とか面白いこと話したのかな」と期待して日本語版を見たら、スペイン語版と全く同じ内容を喋っていて、ちょっとがっかりしました。ヘタフェ公式HPに音源が掲載されていてそれも確認したんですが、スペイン語で質問に答えた後に、すぐに日本語で同じ内容を喋るというセルフ通訳みたいなことをしていたようです。
それでは、1/28(木)のラ・リーガ各クラブの気になったニュース、小ネタです。
◆ビジャレアル、捨てられた犬たちの引き取り手を募集するパレードに協力
捨てられた犬を保護するバレンシアの非営利組織であるAUPA(Adopta Un Perro Abandonado)があさって30日に、17回目となる、捨てられた犬たちのパレードのイベントを行います。このパレードは、犬たちの引き取り手を募集するために毎年行われてきましたが、今年は新型コロナウイルス感染症流行の影響で、SNS(フェイスブックとインスタグラム)での中継スタイルで行われるとのことです。
Vuelve el desfile solidario de @aupa_ 🐶!
— Villarreal CF (@VillarrealCF) 2021年1月26日
¡Adopta un perro abandonado con todas las garantías gracias a su edición virtual #DesfileAupa17 📱!
👉 Sábado 𝟯𝟬 𝗱𝗲 𝗲𝗻𝗲𝗿𝗼, 10.00h en directo a través de Facebook y 10.30h en Instagram.#Endavant Igualtat pic.twitter.com/7CDEaOsm31
ビジャレアルは、ここ数年、アカデミーがこの活動に参加してきました。アカデミーに所属する子どもたちが犬たちと一緒にパレードを行い、動物保護という社会活動を学ぶ良い機会となっていました。
今年はSNSでの中継というスタイルでの開催のため、クラブが参加するかについては不明ですが、開催の宣伝をツイッター、クラブ公式HPで行っています。
↓2018年12月開催時の様子
Desfile AUPA en el Bioparc - 16 diciembre
↓2019年12月開催時の様子
Los infantiles, en el desfile de AUPA
ビジャレアルの選手たちは子どものころから、このように社会問題にかかわる機会を与えています。日本のJリーグも、「シャレン!」というホームタウン活動を行っていますが、その活動に、トップチームの選手たちだけでなく、ユースやジュニアユース、スクールの子供たちももっとかかわるようになると、社会にもらたされるものやこの活動から得られるものの幅がもっと広がるのでは、と感じました。
◆エルチェ ホームスタジアムで献血を実施へ
29日金曜日、エルチェのホームスタジアム、マルティネス・バレロが献血の会場として使われます。
🏥🩸 Mañana viernes, en la
— Elche Club de Fútbol 🌴 (@elchecf) 2021年1月28日
𝗽𝘂𝗲𝗿𝘁𝗮 𝟲 del Martínez Valero, se habilitará un punto para la donación de sangre en Elche
💚 Aporta tu granito de arena 🤍 pic.twitter.com/PoY04DHq7S
これは、バレンシア州の輸血センターであるCentro de Transfusión de la Comunidad Valencianaが開催する献血です。エルチェはバレンシア州に本拠地を置くチームなので、スタジアムを開催場所として貸し出すようです。スタジアムで献血とは、ちょっと新鮮ですね。
↓2017年に行われた時の様子。ユニフォームが飾ってある中で献血しているのは不思議な感じですね。
📸 | Primera jornada de donación de sangre de esta temporada en nuestro estadio. Te esperamos hoy hasta las 21.00 y mañana de 9.00 a 14.00.
— Elche Club de Fútbol 🌴 (@elchecf) 2017年10月27日
¡Dona sangre y consigue 2 invitaciones para el #ElcheEbro! pic.twitter.com/BtiLEBmdZK
↓2019年4月にも行われました。その時の参加を呼び掛ける動画です。ゴンサロ・ベルドゥ、エドガル・バディアたちがメッセージを送っています。
ちなみに、2019年の時は、参加した人に試合のチケット2枚が配られたそうです。チームがポジティブにこの活動に参加しているのが素晴らしいですね。
カディスOBで元エルサルバドル代表のマヒコ・ゴンサレス。トリッキーなプレーで70~80年代にかけて大活躍し、あのマラドーナも実力を認めていた選手でした。
🎩✨🎩 pic.twitter.com/g620L8Fbkn
— Cádiz Club de Fútbol (@Cadiz_CF) 2021年1月24日
Jorge González, El Mágico [Goals & Skills]
そのマヒコ・ゴンサレスの名言をカディスがツイートしており、そのマヒコの思いに個人的にビビッときたので紹介します。
🎩✨
— Cádiz Club de Fútbol (@Cadiz_CF) 2021年1月27日
𝐏𝐚𝐥𝐚𝐛𝐫𝐚 𝐝𝐞 𝐌𝐚́𝐠𝐢𝐜𝐨 𝐆𝐨𝐧𝐳𝐚́𝐥𝐞𝐳:
"𝘔𝘪 𝘰𝘣𝘴𝘦𝘴𝘪ó𝘯 𝘴𝘪𝘦𝘮𝘱𝘳𝘦 𝘧𝘶𝘦 𝘴𝘦𝘳 𝘧𝘦𝘭𝘪𝘻 𝘴𝘪𝘯 𝘱𝘪𝘴𝘢𝘳 𝘢 𝘯𝘢𝘥𝘪𝘦" pic.twitter.com/MK6C9XVWDZ
「私はいつも、誰も踏みつけずに幸せになることにこだわってきた」
僕はリアルタイムのマヒコ・ゴンサレスのプレーを見ていませんが、YouTubeで見て、衝撃を受けました。次元が違う。だれも止められない。トリッキーな技で観客を魅了するタイプで、小さいころに憧れたロナウジーニョを思い出しました。みているだけで、みんなが幸せになれるような感じ。次はどんなプレーをしてくれるのかな?とわくわくする感じ。
マヒコ・ゴンサレスが言った言葉はこういう意味なんじゃないでしょうか。
例えば試合に勝った時。どうしても負けたほうは悔しい気持ち、極端な時は、踏みつけられた、というネガティブな気持ちになることがあると思います。ただ、マヒコ・ゴンサレスのプレーは、やられてもそれは相手がうますぎるから、素晴らしいから、と認めることができるプレーです。だれも踏みつけない。ただ、みんなでマヒコすげーと拍手を送ってみんながハッピーになる。そんな場面をマヒコはずっと目指していたんじゃないか。
そこにこだわって、勝ち負けだけじゃなくて、自分のプレーでみんなを幸せにしたいという気持ちがあったからマヒコ・ゴンサレスはここまで素晴らしい選手になったんだと思います。
攻守の切り替えが早く、試合中に選手に与えられる時間とスペースが一昔前に比べて極端に減り、少しでも無駄な(ゴールを早く奪う、ということのみが目的だと考えた場合に無駄な)プレーをしたものなら、すぐにゴールを奪われ、あるいはすぐにネット上でたたかれる現代サッカーでは、ファンタジスタと呼ばれる、多少フィジカル面に難があっても、高度な技術、ボールタッチでスタジアムを沸かせることが魅力である選手たちが活躍しづらい時代になりました。
サッカーが技術点ではなく得点で競うスポーツである以上、相手より強いフィジカルを持ち、早くボールを奪え!早くゴールを決めろ!曲芸なんてしている時間はない!とスピードと強さを重視することは確かに大事なんですが、個人的には、それ、ここで必要ある?というものでも、子どもたちが真似したくなるようなトリックを試合中に選手が披露して、それに対してみんなで拍手する、許容する、楽しむ、というサッカーの一面も好きです。そのために、マヒコのようなプレーをする選手も個性として認め、育てる指導者やファンが今の日本にも増えるといいな、と思っています。
とにかく戦術が大事、プレッシングが大事、結果が大事という現代サッカーについてマヒコはどう思っているのでしょうか。
最後は少し長くなってしまいましたが、、、笑
以上、1/28(木)の気になるニュース、小ネタでした。ではまた!
1/27(水)ラ・リーガ 気になる小ネタ(「ベティスのボルハ・イグレシアス、2021年はものすごいペースでゴール量産中!」など)
1/27(水)の気になったニュース、小ネタをまとめていきます。
今日はスペイン人記者の方のツイートの中に2つ面白いものがあったので、紹介します。
◆ベティスのボルハ・イグレシアス、2021年はものすごいペースでゴール量産中!早くも・・・
Borja Iglesias ha marcado tantos goles en la prórroga del Betis-Real (2) como en los 30 partidos que disputó en todo el año 2020.
— Pedro Martin (@pedritonumeros) 2021年1月26日
コパデルレイのレアル・ソシエダ戦の延長戦で2ゴールを決め、チームを救ったボルハ・イグレシアス。
122' ⏱⚽️ FULL TIME!!!! 😊
— Real Betis Balompié (@RealBetis_en) 2021年1月26日
💚⚪ #RealBetisRealSociedad 3-1 🔵⚪#DíaDeBetis #CopaDelRey pic.twitter.com/HpzZVL11JH
⚽🐼⚽
— Real Betis Balompié 🌴💚 (@RealBetis) 2021年1月26日
¡Ruge, @BorjaIglesias9!#ForeverGreen pic.twitter.com/XzwmKYfLEG
3-1の勝利に貢献しましたが、2ゴールは、彼が2020年に1年かけて決めたゴール数だそうです。今年は1月26日の時点で、昨年30試合かけてゲットしたゴール数にもう並んでしまいました・・・。ものすごく速いペースです。
・・・なんかうれしいんだ悲しいんだかよくわかりませんね。
◆今年のCLのラウンド16 スペイン勢の対戦相手についての法則
El Barça jugará 1/8 de UCL contra un rival (PSG) que ha cambiado de entrenador.
— MisterChip (Alexis) (@2010MisterChip) 2021年1月25日
El Sevilla jugará 1/8 de UCL contra un rival (Dortmund) que ha cambiado de entrenador.
El Atleti jugará 1/8 de UCL contra un rival (Chelsea) que ha cambiado de entrenador.
Gasperini, apaga el móvil
The Champions League round of 16 draw is Complete. 🏆🎖️
— Splash 106.7 FM Abeokuta (@splashfm1067) 2020年12月14日
Which teams are making it to the next stage?@ChampionsLeague#Sports#football#ucl#championsleague#round16#SplashFm1067 pic.twitter.com/yqtO5lFPRv
バルサ→ラウンド16で監督交代したPSGと対戦
セビージャ→ラウンド16で監督交代したドルトムントと対戦
以上、今日は記者の方のツイートから面白かったものを紹介しました。ではまた!
1/26(火)ラ・リーガ 気になる小ネタ(バルサのトリンコンが最近ハマっている曲は〇〇、など)
昨日、伊藤純也がすごいゴールを決めた!と思っていたら、今度はサンタ・クララの守田英正がゴールしましたね!!
Goal | Golo H. Morita: Rio Ave 1-(2) Santa Clara (Liga 20/21 #15)
霧がすごい・・・笑
リプレイではきれいに映っていてよかったですね。結構いいボレーシュートですね。
+3 points🔥
— 守田英正/Hidemasa Morita (@mrt_510) 2021年1月25日
デビュー戦で初ゴール決めました。
良い準備が大事だと改めて感じました。
切り替えてまた頑張ります!#語学力の無さ #伸び代ということでhttps://t.co/7mjrTBsWXQ pic.twitter.com/9lyUcpZsWn
それでは、1/26(火)のラ・リーガ各クラブの気になったニュース、小ネタをまとめていきます。
◆トリンコンが最近ハマっている曲は?「90秒で何問自分への質問に答えられるか?」チャレンジ
バルセロナの公式YouTubeチャンネルが、90秒チャレンジ(選手が90秒間で質問に答えまくる。何問こたえられるかというチャレンジ)の最新の動画をアップロードしました。今回のチャレンジャーはトリンコンです。
EVER SEARCHED FOR YOURSELF ON YOUTUBE? | TRINCAO takes the #90secondschallenge
タイムショックと、ガキの使いの「〇〇の100のコト」を足して2で割った感じですかね。
トリンコンは30問の質問に答えることができました。1回で聞き取れなかった問題がいくつかあったのがもったいなかったですね。
↓一問一答の内容
1.ポルトガルで好きな町は?→ブラガ
2.小さいころ好きだったサッカー選手は?→いない
3.休日に旅行するならどこにいく?→バルセロナ
4.バルサで一番最初に知り合った選手は?→ペドリ
5.これまで出会った中で最高の監督は?→エリオ・ソウザ(ポルトガルの年代別代表時代の監督)
6.料理は好き?→好きじゃない
7.バルセロナはこれまで何回訪れた?→3回
8.先月海に行った?→行った
9.4-3-3と4-4-2だったら?→4-3-3
10.最近ハマっている曲は?→No Te veo
11.いくつの言葉を喋れる?→3つ
12.夢見ているゴールは?→チャンピオンズリーグ決勝でのゴール
13.プレイしたことがある中で最高のスタジアムは?→ブラガ(エスタディオ・ムニシパル・デ・ブラガ)
14.楽器は何か弾く?→何も弾かない
15.年を取ったら自分は監督になると思う?→思わない
16.一番よく使うSNSは?→インスタグラム
17.バルサのユニフォーム、1stと2ndどちらが好き?→2nd
18.リンゴかキウイなら?→キウイ
19.テレビゲームで遊ぶ?→遊ぶ
20.学校で一番好きだった教科は?→数学
21.自分のWikipediaのページを読んだことはある?→ある
22.自分の入団セレモニーはうまくいった?→うまくいった
23.4文字の言葉を言って→COLA(コーラ)
24.青か赤なら?→赤
25.フォワードじゃなかったらどこのポジションをやりたい?→ミッドフィルダー
26.都心と郊外ならどちらに住みたい?→都心
27.1日に何時間携帯電話を見ている?→たくさん!
28.YouTubeで自分の動画を探したことがある?→ある
29.ポップコーンかキャンディーなら?→わからない
30.一番最近見た映画は?→ラストダンス
最近ハマっている曲は?の質問で答えた「No Te Veo」は、プエルトリコ出身のラッパー、Casper Mágicoの曲です。
Casper - No Te Veo (Official Audio)
ちなみにこの90秒チャレンジのこれまでの最高記録はグリーズマン、ペドリ、アンス・ファティの31問だそうです。
↓グリーズマンの回
BARÇA'S BEST HAIRSTYLE? | Griezmann breaks the #90secondschallenge
↓クーマンの回もあります。ゆっくり考えてます。だめじゃん。
BEST GOAL YOU SCORED FOR BARÇA? | KOEMAN takes the #90secondschallenge
◆セルタのクラブマスコット「セレスティーノ」が久しぶりに姿を現す
毎年1月第4月曜日は、「コミュニティマネージャー感謝の日」ということで、世界中でコミュニティマネージャー(既存のコミュニティを大きく育てていく人。特に、企業の製品のPRをしたり、ユーザーを巻き込む担当者や、SNS担当者を指すことが多い)に感謝をする日となっています。スペインでも「dia del community manager」という名前で様々なアクションが起こっているようです。
その中で、セルタがツイッターに投稿したのがこちら。
Ah! Que hoxe é o #DíaDelCommunityManager? 📱 Pois parabéns, compañeiros! pic.twitter.com/qmx4L7h3S0
— RC Celta (@RCCelta) 2021年1月25日
「ああ!今日はコミュニティマネージャー感謝の日だ!友よ、おめでとう!」という、なぜかポルトガル語での投稿と共に、鼻がでかいキャラクターの写真がついています。
これは、セルタでかつてクラブマスコットとして活躍していたセレスティーノくん!!!2008-2009シーズンごろから音信不通でしたが、久しぶりにネット上に現れました。まだクラブにいたんですね。どういう感情なのかが全く分からないこの顔が、僕は好きです。
Me dice Celestino, la mascota del Celta, que le da en la nariz que el sábado vienen a saco de Vigo. Sí, es la nariz pic.twitter.com/JnAi5Exo
— Pepe Zorrillo (@pepezorrillo) 2012年2月27日
ずっと昔からこの顔です。
セレスティーノくん、今度はいつ現れるのでしょうか。スペインのネット上では復活を喜ぶ人たちで盛り上がっているようなので、どうせならクラブマスコットに復帰させればいいのに・・・と思ってしまいます。
↓以前、セレスティーノくんを含め、ラ・リーガの20クラブのマスコットについてまとめてみたことがありました。
◆セビージャ、「あきらめるな」の新しい動画を投稿
セビージャは昨年のクリスマスから、「Nunca Te Rindas(あきらめるな)」というテーマを掲げてきました。2020年の世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の中で、この厳しい状況をみなで乗り越えようというクラブの思いを表したものです。
そして今日、クラブはこのテーマについての新しい動画を発表しました。
▶️ ¿Y para vosotros qué significa #NuncaTeRindas? ❤️#WeareSevilla @Valvoline pic.twitter.com/hpvQLIWsZQ
— Sevilla Fútbol Club (@SevillaFC) 2021年1月26日
「あきらめるな」というテーマで、選手たちが思いを語っています。
「君たちにとって、『あきらめるな』とは?」という質問については、ヘスス・ナバスは「クラブの一部となること」、ラキティッチは「すべてのセビージャファンにとって大切な言葉」、クンデは「最後まで戦うこと」と語っています。
また、「もっとも『あきらめるな』が現れる瞬間は?」という質問には、オカンポスが「ヨーロッパリーグの準決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦で負けていた場面」と話しています。たしかに、この試合は1点取られてからスソとデ・ヨングのゴールで逆転して決勝に進んだ試合でした。
Sevilla - Manchester United [2-1] | GOLES | Semifinal | UEFA Europa League
「あきらめるな」とセビージャは言いますが、たしかに、2000-2001シーズンはリーガの2部にいたチームが、20年で6度のヨーロッパリーグ制覇をするヨーロッパ屈指の強豪チームにになるとは、2000年当時はだれも思っていなかったでしょう。現在世界中が苦しい状況ですが、苦しくても、何度でも状況をひっくり返してきたセビージャを思い出して、「No Te Rindas」を合言葉に暮らしていきたいですね。
ちなみに、僕が「あきらめるな」と言われて思い出すのは、2004年アジアカップ準々決勝ヨルダン戦の、PK戦でしょうか。結果がわかってても、何度見てもドキドキします。
当時小学生で、テレビでこのPK戦を見ていた僕は、三都主が外した時点であきらめかけていて、まさかこんな結果になるとは思っていませんでした。本当に川口神がかってる。
PK戦が終わった後の松木安太郎の、「あきらめちゃいかん!!」と言う言葉は16年経ったいまでもときどき思い出します。何事も、あきらめちゃいかん!!
以上、1/26(火)の気になったニュース、小ネタでした!ではまた!